iPhone XS Maxレビュー!+ 僕がiPhoneを選ぶ理由と、今のスマートフォン購入について

iPhone XS Maxを悩んだ末に購入してしまいました。今回はそのレビューと、Androidという選択肢もある中、僕がiPhoneを選ぶ理由や、スマートフォンの購入について思うことをまとめてみました。興味がある人は、ぜひ購入の参考にしてみてください。

※写真は僕の地元・墨田区のSASAYA CAFEさんで撮影。ヴィーガン&オーガニックメニューのカフェです。

今回のiPhoneはさすがに買うのを迷った

キャリアの2年縛りに合わせて、僕は毎回2年ごとのiPhone買い替えを通例にしていました。前回の買い替えではソフトバンクを解約し、MVNOのLINEモバイルにキャリア変更をしています。その関係で、今回は約18ヶ月での買い替え検討になりました。新機種の発表に合わせた、ということです。

しかしiPhone XSシリーズが発表された時、さすがに今後もiPhoneを使うかを迷いました。

理由はただ1つ。

「値段が高い」

ためです!さすがに携帯電話に12万円以上はどうなんだよと(笑)

また、今年の春頃にサブスマホ扱いで購入した、ASUSのZenfone Max Plusという機種が値段が安い割に良くできており、コストパフォーマンスの面でAndroidへの乗り換えも検討していました。

Googleの純正スマートフォン「Pixel」が、日本での発売を控えていた最中でもありました。

スマートフォンでやりたいこと

iPhoneの買い替えを検討するにあたり、そもそも僕がスマートフォンでやりたいこと、スマートフォンに求めていることを整理してみました。

用途とアプリを一覧にすると、こんな感じですね。

連絡やSNS
Slack、Twitter、Facebook、電話(純正アプリ)
隙間時間でのインプット
Safari、はてなブックマーク、NewsPicks、MiniQ(Qiitaの専用ブラウザ)
生活の補助ツール
Apple Pay、Money Forward、メルカリ、各ショップのアプリ(無印良品とか)、Yahoo天気予報、Google Maps、Googleカレンダー他
音楽プレイヤー関連
Apple Music、Shazam、Spotify
カメラの代わりとして
カメラ(純正アプリ)、Microsoft Pix、Instagram
仕事関連
Backlog、Adobe XD、Gmail
隙間時間でのアウトプット
Korg Gadget、Music Memos、MindNode、Bear
今後やろうとしている少額株式投資
FOLIO、One Tap BUY、株式(純正アプリ)

この中で最も重要だったのが、7つ目の「隙間時間でのアウトプット」です。

他は大半がAndroid版もあるアプリですが、ここに関しては音楽制作からブログの執筆用ツールまで幅広く必要な物がある上に、全てiOS専用のアプリになります。特に音楽制作アプリの分野においては、現在でもiOSの独壇場です。電車移動が中心の僕にとって、隙間時間で物を作ることは、凄く重要なことになっています。

また、堀江貴文さんは著書の『多動力』で「ほぼ100%スマホで仕事している」といったことを書かれていました。100%は僕の場合は無理にしても、用途を絞ることによって、今ではスマートフォンでもかなりの作業ができる様になっています。ここはアプリの進化が非常に大きいですね。

以上から、目的を考えると決して高い金額では無いと考え(とは言っても高いけど)、この時点でiPhoneの継続を決めました。

「これは携帯電話では無い。手の平に収まるコンピューター…即ち”ハンドヘルドコンピューター”だ!」と思うことにしました(笑)

そしてiPhone XS Maxが手元に。レビューを紹介!

Apple Storeで実機を見て、iPhone XS Maxの64GBホワイトを購入しました。なお、今回は初めてiPhoneにAppleCareを付けています。

iPhone XSではなくXS Maxを選んだのは、次の理由です。

  • 手が小さいため、XSの時点で片手操作は無理。割り切って両手で使うので、どうせなら画面が大きい方が良い
  • タブレットの領域までカバーできるのでは?と考えた

実機を見て予想より画面が大きく見えたのもプラスになり、即決で購入しました。

話が逸れますが、SIMフリー端末買い替え時の注意点で、そのままSIMカードを入れ替えただけでは通信ができません。再度APNの設定が必要になるのでご注意ください。(ここ重要です!)

前置きが長くなりましたが、XS Maxの良い点・気に入った点を紹介します。

最大の長所:筐体の大きさと画面の広さのバランス

購入当初は片手操作は無理だと思っていましたが、実際に使ってみると意外と行けました。これには理由があって、ホームボタンの廃止が大きかったと思います。

文章だと説明し辛いのですが、従来だと「ホームボタンを押す動作」が手の動きを大きくし、サイズが大きいことによる使い辛さの要因となっていました。

元々iOSは、Androidと比較しスワイプの比率が多い操作体系でしたが、ホームボタンの動作もスワイプにすることで手の動きを最小限に抑えることに成功しています。
※Androidも、9からスワイプメインの操作体系に大幅変更されています。

大画面であるにも関わらず、サイズの巨大さをそこまで感じさせない、絶妙なバランスになっています。

端末の処理速度とAI(人工知能)

A12 Bionicという新しいCPUが搭載され、以前の機種と比較し体感出来るほど、軽快に動作します。
さらに公式発表によると、AI(人工知能)周りの処理能力も大きく向上させている様です。後述するカメラの性能アップやFace IDもこのA12 Bionicによるものですね。

あまり日本では話題にならなかったのですが、AppleはAIの分野において今年の春に大きな動きを見せており、なんと元GoogleのAIにおける責任者John Giannandrea氏を引き抜いています。

Appleの役員について – John Giannandrea – Apple(日本)

AIではGoogleやAmazonに比較し出遅れていますが、今後もSiriを始めとした性能アップが期待できそうです。

Appleが機械学習のチームとSiri/AIのチームを統一、AIの適用を全社一本化 | TechCrunch Japan

予想外の驚きがあったFace ID

予想外に驚きがあったのは、Face IDです。色々と言われていますが、Touch IDと比較にならない程に高速で認証解除されるので、デメリットが帳消しになるレベルです。

また、Apple Payを使う時に、いちいち画面を見なければならないのが面倒では?という声も聞きますが、ここの導線もしっかりと考えられていました。

というのも、Apple Pay起動のショートカットが右サイドの電源ボタンに割り振られており、2回押すことで起動します。この時に多くの人は「画面を見て」Suicaなど電子マネーの残高を確認すると思いますが、その間には認証解除され、レジにタッチ出来る状態になります。
そもそも電源ボタンを押す際に必然的に画面を見ることになるので、悪影響は皆無…、というよりも「レジで指紋を認識せずもたつく」といったことが無くなりました。もちろんエクスプレスカードに登録しておけば、駅の改札や対応自販機では認証解除が不要です。

マスクをしていると解除できないデメリットは依然としてありますが、デメリットを上回る便利さでした。逆にマスク着用で簡単に認証解除されると、それはそれでまずいので、今の段階ではこれで良いのかもしれません。機械学習により、今後のOSバージョンアップで精度が向上されていくと思います。

※メガネは問題無く認証を通してくれたという情報もあります。

ディスプレイ

iPhone Xシリーズは、従来の液晶ディスプレイからOLED(有機EL)ディスプレイに変わりました。あまり変化が分からないという人が多いですが、僕は効果が実感できています。長時間の作業をしていると、従来の機種で使用していた時と比較し、明らかに目が疲れづらくな理ました。(画面が大きくなったのも影響しているかもしれませんが…)

初見では分かりづらいのですが、僕の使用用途においては、大きなメリットになりました。
この記事も参考にリンクを貼っておきます。

iPhone XS、XS Maxは「眼に優しい」という研究レポートが公開 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

音質の向上

XS MaxはiPad Proと同様に、横向きでのステレオ再生が可能になりました。確かに音が良くなっていますが、外だと大抵ミュートをするかイヤホンを付けているので、効果を感じるシチュエーションは少ないです。

また、iPhone 7と比較して、Bluetoothイヤホン経由の音質も、向上を体感しています。こんな事ってあり得るのかな?と思いましたが、チップの変更によりコーデック周りの処理が変わっていれば、音質向上の可能性がある旨をTwitterで情報を頂きました。スピーカーよりも、こちらの方が効果を感じています。

たぶん役に立つ時が来る、予備バッテリー機能

地味な機能追加ですが、エクスプレスカード用に予備バッテリーが搭載されました。iPhoneの電源が無くなっても、しばらくの間はSuicaなどが使えます。電車に乗っている間にバッテリーが切れても、改札が通れないということは減りそうですね。

バッテリーを持ち歩いているためか、このシチュエーションになったことは、今まで一度もありません。あれば役に立つかな、ぐらいの機能でしょうか。

カメラ

XSシリーズ最大の長所とされるカメラ性能についてですが、まだあまり使い込んでいないため実感ができていません。そのうち撮影をしたら追記するかもしれません。ポートレートモードは確かに面白かったです。

他の記事やYoutube動画で詳細にレビューが行われているので、そちらを見て頂ければと良いと思います。

僕がiPhoneを選ぶ理由

次に僕がiPhoneを選ぶ理由についてまとめてみました。Androidとの比較は、あくまでも僕個人の主観になります。

iOS専用アプリを使いたい

こちらは上記した通りですね。使い慣れて手に馴染んだキラーアプリの存在は、やはり大きいです。

タップの操作が多いAndroidに対し、スワイプでの操作が多いiOSが使いやすい(Android 8までと比較)

両方使い込み分かったのが、スワイプをメインにしたiOSの方が、OSレベルで全体的に操作がしやすいと感じました。タップ操作が多いAndroidは手の動きが大きくなったり、両手が必要になるシチュエーションが多くなります。
ただしAndroid 9からはスワイプを重視した操作体系に変わっているので、どう変化したか気になりますね。

Apple Payが使える

ApplePayを使い始めてから、電子マネー決済の比率が増え、今では手放せなくなりました。AndroidもAndroid Payがありますが、Ferica非対応(=Suica非対応)の機種も多いです。さらにiPhoneは、Face IDと組み合わせた認証が非常に便利だと感じました。

OSトラブル時のメンテナンスがしやすい

iOSの凄い部分で「OSトラブル時のメンテナンスがしやすい」という点が挙げられます。OSにトラブルがあり起動しなくなった場合でも、ハードが故障していなければ、とりあえずiTunesに繋いで初期化を行えば出荷状態に戻すことができます。

実は先日、ZenfonMax Plusが写真の状態になってしまい、修理に出しました。(ドロイド君が死亡状態に…)
Androidにもリカバリーモードという機能がありますが、それすら立ち上がらずOS再インストールのために修理に出した状況です。自分ではOSの入れ替えが出来ないため、完全にお手上げでした。

SIMフリー限定&Apple Storeがある地域前提の話になりますが、iPhoneはAppleがしっかりとした直営店を運営し、持ち込めば当日に直る場合もあるのは大きいですね。
AndroidでSIMフリー端末の場合は、メーカーが対面で対応してくれるのは多くないので、特にハードにあまり詳しくない人にとっては、重要なポイントだと思います。

なお、ASUSも東京の赤坂に直営店を構えていて、今回は持ち込みました。対応も良かったので、Androidではお勧めのメーカーです。

高値で売れる

かつて程は高値では売れなくなっていますが、それでも依然としてiPhoneのリセールバリューは高いです。
以前使っていたiPhone 7(32GB)はソフマップさんで35,000円で下取りしてもらえました。今回購入したXS Maxも、3年後でも数万円単位で売れるだろうなと判断できたのも、購入の大きなポイントでした。

※時期や状態により買い取り価格が変動するので、詳しくはお店にお問い合わせください。

以上から、iPhoneは特にSIMフリーでのメリットが大きいと思います。

今のスマートフォン購入について

この記事に書いた通り、iPhone XS Maxはスマートフォンで何かを作る作業をする人以外は、どう考えてもオーバースペックなため、あまりお勧めできないと思います。

Appleは選択肢を複数用意していて、型落ちのiPhone 7やiPhone 8を値段を下げて継続販売したり、X系のフルスクリーンiPhoneが欲しければ、エントリーモデルのiPhone XRという選択もあります。大多数の人はiPhone 7の性能でも充分実用に耐えると思うので、僕の様に特別な理由が無ければ、無理に性能が高く高額なスマートフォンを購入する必要は無いと考えています。

スマートフォンは数年前からコモディディ化しており、どのメーカーも新機種の差別化が難しくなっているのが現状です。逆に言えば、比較的新しいどの機種を買っても、多くの人の用途を満たすことができる様になりました。パソコンの様に用途と予算、買い替えまでの期間を考えて、自分に合った機種を買えば良いと思います。


次にスマートフォンによる体験で大きな変化が訪れるのは、5G通信が本格化してからだと思っているので、今回購入したiPhone XS Maxも3年ぐらいは使い倒し、色々な物を生み出していきたいと考えています。