2018年のWeb・IT関連を振り返る

明けましておめでとうございます。

僕の印象に残っている2018年に起こったWeb・IT関連の出来事を、今年も独断でまとめてみました。

それでは早速紹介していきたいと思います!




MicrosoftがEdgeのChromiumベース移行を発表

Webサイト関連で最も印象に残った出来事がこれですね。

Microsoft Edge: Making the web better through more open source collaboration

MicrosoftがEdgeを自社の独自仕様から、Chromiumベースへ移行することを発表しました。
2019年初頭には、プレビュー版が配信される予定になっています。

かつてのブラウザ戦争に勝利し、Internet Explorer時代から今に至るまで独自仕様を貫いていましたが、これは予想外でした。

おそらくWeb開発の負担が軽減され、メリットも大きいと思いますが、Mozillaがブラウザの多様性が損なわれる状況を懸念し声明を出しています。

Goodbye, EdgeHTML

また、昨年iOSとAndroid版のEdgeもリリースしたMicrosoftですが、発表ではmacOSへ移植の可能性についても触れています。

ブラウザシェアも含めて、今後のEdgeがどうなっていくのか注目ですね。

MicrosoftがGitHubを買収

もう1つMicrosoft関連のニュースで、6月にGitHubの買収を発表し、10月に正式に傘下へ加えました。
新CEOには、Xamarinの創業者Nat Friedman氏が就任しています。

Microsoft completes GitHub acquisition

憶測の記事では、AzureをAmazonのAWSに対抗させるため、開発者のコミュニティを抑えたとも言われていますが、LinkedInと同様に本体からは距離を置いた独立した運営が続けられるとのことです。

Visual Studio Codeなど、Microsoftの他ツールとの連携が図られるかも気になるところです。

WordPress5.0のリリース

WordPressの新バージョン5.0が、遂に12月にリリースされました。2014年9月以来となる、メジャーアップデートになります。

WordPress5.0における一番の特徴が、新エディター「Gutenberg(グーテンベルグ)」の実装です。最近のCMSでは主流となっている、ブロックごとのコンテンツ編集が可能になりました。

僕はまだ試せていないのですが、これから徐々に触っていこうと思います。(LittleSpringの次回リニューアル時は、5.0にアップする予定です)

参考にこちらのリンクを掲載しておきます。

Matt Mullenweg氏の質問回答(コリスさんの翻訳記事)
WordPress 5.0のGutenberg(グーテンベルグ)についてよくある質問集
公式の案内ページ
WordPress 5.0 利用開始前に知っておくべきこと

AdobeのECプラットフォーム&MAツール買収劇

あまり話題にならなかったのですが、Adobeが大きな買収を2つ行いました。

1つはECプラットフォームMagento(マジェント)の開発元Magento Commerceを、もう1つはMAツールのMarketo(マルケト ※社名同じ)です。

2製品とも既にAdobe Experience Cloudに組み込まれていますが、今後Adobeが自社の人工知能技術と組み合わせ、単なる製品拡張に留まらず、ECの分野で大きな動きをしてくるのでは?と注目しています。

新しいデザインツールの台頭

今までのAdobe XD やBohemian codingのSketchに加え、FigmaやInVision Studioといった新しいデザインツールが話題になりました。また、国産のSTUDIOというツールも登場しました。

PhotoshopでWebやアプリのデザインをしていたのが、なんだか遠い昔に感じますね。

Adobeも引き続きXDの強化に力を入れており、今年も要注目です。
あとは、なんとなくSketchがおとなしくなってしまったのが気になります。。。Sketch好きなんですけどね。今後の新機能搭載に期待しています。

Vue.jsの普及

Vue.js自体は以前から存在し既に使用もされていましたが、2018年に入り書籍が多く発売されたり、コミュニティが活発になってきたりと、普及段階に入った印象を受けます。

技術的なトレンドとして、今年も引き続き多くのWebサイトやWebアプリケーションで使用され、jQueryからの移行も進んでいくと思います。

Vue.js日本語サイト

Googleが求人事業を日本で展開?

ここからはGoogle関連の話を。

正式発表では無いですが、2019年1月よりGoogleが日本で求人事業を展開すると、大晦日の直前に日経新聞が報じました。

グーグル、求人事業に19年参入 検索結果で仕事を提案

事実だとすると、海外で既にローンチされているGoogle for jobsを日本でも展開すると考えられ、既存の求人事業者や採用企業、求職者を取り巻く影響も注目されます。

また、求人サービスのサイトやコーポレートサイトの採用ページなどは、求人情報の構造化マークアップ対応を行う必要も出そうです。

Hummingbirdの発表

12月4日に開催されたFlutterのイベント「Flutter Live ’18」で、Googleが「Hummingbird」という新プロジェクトを発表しました。

Flutter 1.0: Google’s Portable UI Toolkit

FlutterはAndroid / iOSアプリをクロスプラットフォームで開発できるGoogleのフレームワークです。同様のフレームワークだとXamarinやReact Nativeが有名ですね。Hummingbirdは、従来のFlutterでのネイティブアプリ開発に加え、同じコードからWebアプリケーション用のコードも生成できるというものです。

今後の開発が進むにつれ継続して情報が出てくると思うので、どの様に進化していくかが非常に楽しみです。FlutterとPWAで、ネイティブアプリとWebアプリの境目がだんだんと薄くなっていく未来も感じますね。

Pixel3の日本発売

2015年に発売されたNexus5Xを最後に、Googleの純正スマートフォンが日本で発売されず、特にAndroidアプリの開発者にとって厳しい状況となっていました。

しかし、昨年の秋に満を持して日本でもPixelのニューモデルである、Pixel3が発売されました。詳しい性能や機能などは、公式サイトを見て頂ければと思います。

Pixel3 公式サイト


2018年は内容盛りだくさんだったと思いますが、いかがでしょうか?

それでは、今年も当ブログをよろしくお願いいたします。