第30回WebSig会議に参加して来ました。

先日(2012年6月23日)mixiのセミナールームで行われた、WebSig会議に参加して来ました。
僕は初めての参加だったのですが、今回で30回目を迎えるイベントになります。




30回目の節目のテーマは、

「Webディレクターの過去・現在・未来~これから求められるスキルセット・マインドセット」

こういったイベントやセミナーでは珍しく、Webディレクターに向けた内容でした。

スピーカーを務めた方は、次の4人です。

  • 株式会社ロフトワーク 西本泰司さん
  • 株式会社サービシンク 名村晋治さん
  • 株式会社VOYAGE GROUP 内山和幸さん
  • NHN Japan 株式会社 谷口正人さん

詳細は割愛しますが、以下のTwitterアカウント及びハッシュタグで、当日の内容が追えます。

  • Twitter ID:@websig247
  • ハッシュタグ:#websig

個人的に面白かったのが、 VOYAGE GROUP内山さんのお話。
内山さんはスマートフォン普及に伴う、自社Webサービスの開発及びディレクションについて触れられていました。

スマートフォンやタブレット端末はもの凄いペースで普及している。特に今年末に発売されるWindows8がタブレットに最適化することもあり、一気にPC→タッチデバイスへの流れが来る。そして、Webサイトの再定義が必要になるだろう。

かつての話。

  • 大量データ・パンフ・本・資料+あれもしたいこれもしたい=PCサイト
  • あれはできないこれはできない=モバイルサイト

なるほど。Win8の登場によって、確かにこの辺りは加速度的に変わる予感は僕も感じます。

そして VOYAGE GROUPにおいて実際にあった話。
ここはとても興味深かったです。

モバイル端末において、ユーザーは複雑な物は使わない

プロダクトをシンプルに作る必要がある。

プロダクトがリアルでシンプルだから、認識・検証・反映がしやすい

シンプルなプロダクトを沢山まわしていたら、組織もコンパクトに。(プロデューサー・デザイナー・エンジニアの3名体制でチームを編成)
ディレクター的なタスク(スケジュールやクォリティ管理etc)を各人で分担した。

ディレクター業務のシステム化(ビジョンの明文化・ドキュメント共有を容易に・チーム内で優先順位決め・短いスパンでKPI実施など)

3人体制で開発を回せた。

つまり何が言いたいかというと、従来ディレクターが担当していた役割領域をチームメンバーに分散及びシステム化することで、ディレクターと呼ばれるスタッフ無しで、開発案件を回せる様になったということですね。

もちろん、受託制作ではまた違った話になりますし、実作業に当たる2人も単なる作業者ではなく高い意識での仕事が求められますが、サービス開発がミニマム化するのであれば、今後の制作体制のあり方の1つである気はします。

自社サービスのディレクターはプロデューサーになることをすすめたい/ディレクターで一番重要なことは、目標達成の為に最短距離で仕事をすること/仕事の要・不必要を判断でき、適切な人に振ることができる人はプロデューサーでも成功できる。

上記が内山さん最後の締めの言葉。

ディレクターとプロデューサーの役割は組織や人によって定義がまちまちだと思いますが、ここでは現場監督してのディレクターから一段上を目指そうという意味に解釈しました。

僕自身の今後を考える上でも、大いに参考になるお話でした。