2015年のWeb・IT関連を振り返る

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明けましておめでとうございます。新年も4日経ってしまいましたが、今年もWeb・IT関連の2015年の振り返りをまとめてみました。




日本での定額音楽配信サービス元年

Spotifyを筆頭に海外では既に盛り上がっていた定額の音楽配信ですが、初夏にかけてサイバーエージェントとエイベックスが「AWA」を、LINEが「LINE MUSIC」を開始したのを皮切りに、夏にはAppleが満を持して「Apple Music」を、秋にはGoogleが「Google Play Music」を国内でも開始しました。

ただ、現状はCDの売上低下を挽回するまでには至っていない様です。2016年には、何かしらの動きはあるのでしょうか。
無料プランも提供している世界No1シェアのSpotifyが、いつ日本に上陸するかにも注目したいところです。

PHP 7が登場

PHPが現状の5から約10年振りにメジャーバージョンアップしました。詳細な技術仕様は専門外なので割愛しますが、高速化や機能追加・改善が行われています。

Swiftのオープンソース化

iOSアプリのプログラミング言語であるSwiftがオープンソース化しました。Apple製品の枠を飛び越えた今後の広がりが期待できますね。

検索周りのGoogleの動き

検索周りで、Googleに2つの動きがありました。
検索順位にはまだ大きな影響は無いですが、検索結果画面の挙動及びWebサイトの表示について、大きな変化がありそうです。

AMP

Googleは、2015年の10月にモバイルWebの高速化を目指し、新プロジェクトの「AMP(Accelerated Mobile Pages)」を立ち上げました。

Google、モバイルWeb高速化のオープンイニシアチブ「AMP」立ち上げ Twitterや大手メディアが参加(ITmediaニュース)

昨年末には、AMP HTMLに対応したschema.orgの仕様も公開されています。
検索結果画面の最適化も進んでおり、ニュースサイトを中心にAMP HTMLの実装が進んでいくと思います。

こちらの記事に詳細がまとめられています。

モバイルウェブが爆速に! GoogleがAMP (Accelerated Mobile Pages) を立ち上げ(海外SEO情報ブログ)

Google、AMPに対応した記事向けschema.orgの仕様を公開(海外SEO情報ブログ)

Webサイト常時SSLが標準化へ

GoogleがWebサイトの常時SSL化を推奨する点は以前からアナウンスしていましたが、この点について昨年末に新しい発表がありました。SSLサーバ証明書が導入されているWebサイトについては、httpsのページを優先的にインデックスする用になりました。

HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります(Google ウェブマスター向け公式ブログ)

実際に僕が担当している案件のWebサイトでも、httpsのページを優先的に表示する様になっていました。セキュリティ強化の必要性が高まる中、Webサイトの常時SSLが標準になり、検索エンジンの順位に影響がでる時も近そうです。

今ひとつ盛り上がりにかけるウェアラブルデバイス

AppleがAppleWatchを発売しウェアラブルデバイスの市場が、一瞬盛り上がりました。しかし、既存の時計型端末と出来ることはあまり変わらず、トーンダウンしている印象です。
(使っている人もほとんど見かけませんね・・・)

これはAppleWatchだけでなく全製品群に言えることですが、もし盛り上げていきたいのなら、時計…というより腕に巻いて使うという発送から脱却する必要があると感じます。
もっと言えば、「体に端末を身につけることで、人々の生活に何かの恩恵をもたらす」という考え方が必要と感じています。

Adobe Creative Cloudの旧Macromedia製品群の動き

Dreamweaver、Flash、Fireworksの3製品を開発していたMacromedia社がAdobeに買収されてから、約10年が経ちます。そして2015年に以下の大きな動きがありました。

いよいよFireWorksが最新OSで使えなくなってきた

Macの最新OSであるOS X El Capitanリリース時に話題になっていましたが、起動しないなど、Fireworksの動作にかなりの不具合が報告されていました。Fireworksのサポートは2013年に終了しており、当然ながらAdobe側も対応させていない状況です。
(El CapitanでのFireworks動作については、個人で解決法を公開している方もいるので、どうしても必要であれば検索をかけてみてください)

Windows10では特に大きな不具合は聞きませんが、徐々に目立つ不具合が出始める状況は同じかと思います。

Flash Professionalの名称が消える

Fireworksに続きFlashもまた、大きな節目を迎えています。AdobeがFlashのオーサリングツールである「Flash Professional」を、時期バージョンから「Animate CC」に名称変更することを発表しました。

swfの編集機能自体は残りますが、CanvasやWebGLといったWeb標準の技術を主眼においた、アニメーション制作ツールとしての位置付けに生まれ変わることになりそうです。

この件については、Engadgetのこちらの記事で詳細がまとめられています。

アドビがついにFlashの看板を下ろす。HTML5主軸のAnimate CCに名称変更(Engadget)

そしてDreamweaverは・・・?

Dreamweaverについては具体的な話は特に出ていませんが、気になる点が1つ。

現在Bracketsの機能をDreamweaverに統合する作業を行っているらしく、近々大幅なリニューアルが入ると思います。そのタイミングで名称を一新する可能性もあるのではないでしょうか。


注目した出来事もありましたが、正直なところWebサイト制作やサービスについてのトレンドで、印象に残るものが少ない1年だったなと感じています。
(この辺り思うところもあるのですが、気が向いたら記事にします)